お役立ち情報（コラム）

こんにちは。今日も35度を超える気温で猛暑が続いています。皆様コロナ対策はもちろんですが、熱中症にもお気を付けください。

さて今回は、夏休みの進路にかかわる大事な時期、推薦やセレクション、練習会の参加などイベントが多いこの時期に分離症を発症してしまった！という方に向けての考え方について書きたいと思います。当院にも分離症治療中の患者さんでこの時期に練習会が何回かある、セレクションに出たい、選抜の選考会がある。などといった方でやってもいいか悩んでいる方が多くいらっしゃいます。

ここからは完全に私の主観ですが、未来にかかわる、つながるものに関しては基本的には出るべきだと思いますし出してあげたいと考えています。

ただ、もう時間がないからとりあえず出よう！ではなくコンディションを整えたうえで、最低限守らなければいけないルールを守ったうえでの出場になることは約束させていただいてます。もし早期や進行期前期などの割と早い段階で見つかっている分離症に関しては分離症が完全に完成するまでの間に多少の猶予があると考えているので、今回試合には出て、それから休むといったような対策が取れることもあります。こればっかりは画像や体の状態を確認してからになるので、一概には言えないですが、攻めることができることもあるということを知っていただければと思います。

当院を受診される方、相談をされる方は多くがトップレベルのアスリートです。なんとか未来を閉ざさぬようにお力添えができたらといつも思っております。

もう半年できない、競技はやめたほうがいいなど、本人にとってはどれだけつらいことかと思うことも多々あります。そのような絶望的な状況でも何かお役に立てことがあるかもしれません。悩まれているすべての人の味方でありたいと常に思っております。お気軽にお問い合わせくださいね。