お役立ち情報（コラム）

こんにちは！久々のコラムの更新になります。最近多い問い合わせの中に、他整形外科にてMRIで分離症の初期と言われました。ですとかレントゲンでおそらく分離症のなり始めだね。と言われた。などというケースが多くあります。

ほぼ間違いなく、初期の診断をCTを撮影することなしではできないと考えています。あくまでMRIは炎症度合、急性期のレベルをみるためのもので、どこまで分離症が進んでいるかに関しては、CTを撮影しないとわかりません。

 

先日あった例でもMRIで初期と言われ当院を受診されましたが、CTの撮影がなかったために、撮影していただくように指示させていただいたところ、CTにて終末期、進行期前期という診断に変わってしまったという方がみえました。これはすごく大きな違いです。スポーツ復帰のスケジュールも大幅に変わりますし、治すことが困難と判断した場合、3か月休むのではなく、すぐにスポーツ復帰を目指す場合もあります。

 

昨年にも同様のケースがあり、非常に心苦しかったことを記憶しております。

 

このコラムを読んでいただいている方はいかがでしょうか？

もし画像検査でCTを撮っていないのであれば、レントゲンで唯一みえる治らない終末期の分離症以外はどのレベルの分離症かは確定できません。

もしお悩みの方が見えたらお気軽にご相談ください。

写真は初期と診断された方の実際のCT画像です。進行がかなり進んでいるのがわかるかと思います。