お役立ち情報（コラム）

こんにちは。もうすぐ7月。当院に通院している患者さんも高校生・中学生のスポーツ選手が増えてきました。東海・全国大会に出場するために皆さんぎりぎりのコンディションで頑張っています。そんな選手を全力でサポートさせていただきます。

今日のコラムは分離症の痛みに関してです。表題にもあるように分離症の痛みは基本的に1週間で取れます。え？ずっといたいけど！！という声が聞こえてきそうですが、ずっいたみがあるということは分離症に関連する痛みの可能性が高くなってきます。特に鑑別、判断の基準になるのが前屈でも痛いといった場合です。分離症は反る・捻る動作で痛みが出現します。

ずっと座っていて立ち上がるときにいたい、前かがみになった時に痛みがある。このような症状がある場合はつじつまが合いません。そのような痛みがある場合、周りの筋肉や靱帯・関節包（関節の袋のようなもの）が炎症を起こしている可能性があります。このような場合はその原因を取り除かない限り痛みはとれません。また分離症を再発するようなパターンもこのようなケースが多いです。いつも患者さんにお伝えするのですが、分離症が完成（骨がくっつかない状態）でもまだ癒合する状態でもリハビリは必須だと思っています。

だって体が硬いということや筋力や弱いことが原因で分離症になったのであれば、コルセットを付けて休んでいるだけでは、治るわけないですよね？ストレッチしたりトレーニングしたりしないと変わるわけありません。もしくは再発します。1年休んで復帰して再発。涙をのんだ子を何度も見てます。すこしでもアドバイスできることがあると思います。なんでもご相談ください^^

また、個別サポートも行っておりますがこちらは対応患者さんが増えてきておりますので、数を制限していくことになりますのでこちらも併せてお早めにご相談ください。