お役立ち情報（コラム）

こんにちは。今日はどんなスポーツが分離症になりやすいか？またどんな動作で分離症になるかについてコラムを書かせていただきます。

当院や私が所属している米田病院に来院される分離症患者さんのしているスポーツ種目で多いのは、野球・サッカー・バスケットです。実は分離症来院患者さんの50％がこの三種目で占められています。その他のも柔道・体操・ハンドボールやバレーなどは発症率が高いといわれています。それだけこれらのスポーツは分離症になりやすいということを示しています。

ではなぜこれらの種目は分離症になりやすいのでしょうか？

答えは分離症になりやすい動作に原因があります。

分離症は反復する体を反る・捻る動作で発症するといわれています。サッカーならシュートやロングキック、野球なら投球動作などが大きく負担をかけます。競技特性上仕方のない部分はありますが

これらの動作で痛みがある場合は分離症を疑う一つの指標といえます。また、学童期の子供で一週間以上腰痛が続いた場合、分離症の確率が50％あるともいわれています。合わせて気にしてみてください。

では今度はなぜ同じ種目・同じポジションやレベルなのに分離症を発症する子としない子がいるのか？次回は分離症を発症しやすい因子について記載させていただきます。